平成30年6月23日(土) デイセンターすずかぜさんの2階会議室にて、事例検討会①を開催いたしました。
今回は、福井市 地区障がい相談支援事業所なんとうの相談支援専門員 磯崎直美さんより、
『「かわいい」と思ったら欲しくて我慢できない。でも、倹約・節約できる自分になりたい』~地域で暮らす女性利用 者の事例~ というテーマで事例提供をいただきました。
当協会の事例検討会は、提供いただいた事例から本人さんや支援の事実関係を理解し、そこから参加者それぞれの実践にひきつけて考え、自分自身のかかわりについてソーシャルワーカーの視点で捉えなおすことを目的としています。
今回も、助言者の吉川公章先生(福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科教授)から投げかけられる「Aさんの状況をどんな風に考えますか?」「支援課題は?」「5年後Aさんにどうなっていてほしいですか?」などのテーマについて、グループで話し合いました。
今回は、他人の生活を捉える「私」には、「私の指標」があるのだと改めて感じました。支援者が「困ってるんじゃないかな?」と思うときには、自分の基準があることを念頭に置き、支援課題を考えていく必要があるのですね。
参加者のみなさんからは、
- 支援をする中で、「もっとこうした方がいいのに・・・」「何でこうしないんだろう・・・」と思うことがありますが、本人さんが納得できるような選択ができれば、それが一番いいのではないかと思いました。とても考えさせられる時間になりました。
- 普段、1人の人に対してここまで深く考えられていないので、ぐぐっと考えることができて、勉強になりました。
などのご感想をいただきました。
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